「シャープのドラム式洗濯乾燥機、乾燥がなかなか終わらない…」
そんな悩み、我が家でもありました。
使っているのは、シャープ製ES-W111というドラム式洗濯乾燥機。
いつの間にか乾燥に4時間以上かかるようになってしまい、毎日の洗濯がプチストレスに。
「これって故障? それともお手入れ不足…?」と不安になり、いろいろ調べてみたところ、我が家の場合は“毛羽落ちの多いタオル”が原因だったとわかりました。
この記事では、乾燥が終わらない原因と対処法「シャープ公式の洗濯機クリーニングサービス」についての実体験を交えてまとめています。
同じような症状に悩んでいる方のヒントになればうれしいです。
乾燥が終わらない・時間がかかるときの原因チェック
✅️乾燥が遅くなっていたとき「まずチェックすべきはここ!」
- 乾燥フィルターの目詰まり
-
【SHARPサポートからの引用です】
目詰まりすると温風の流れが妨げられ、乾燥時間が長くなったり、乾燥むらが起きたりするので、乾燥運転のたびにお手入れが必要です。
https://jp.sharp/support/washer/cleaning2/drum.html
お手入れをせずに運転を続けると、手が届かない”ヒートポンプユニット”や”乾燥経路”にホコリやペットの毛などのゴミがたまり、故障の原因になります。 - 洗濯乾燥機周辺の室温が高い・低い
-
洗濯乾燥機が効率よく乾くには、5℃〜30℃の室温が最適とされています。
冬場や真夏の脱衣所では、乾燥効率が落ちることもあるので、意外と見落としがちかもしれません。
【ES-W111】我が家の使い方と日頃の手入れポイント

【我が家の場合、1日おきに洗濯をしています。そして、乾燥機の使用はタオルのみです。】
- 乾燥フィルターの清掃(ほぼ毎回)
- 槽洗浄(定期的に実施) ※
- 糸くずフィルターの清掃(定期的に実施)
日頃の手入れは上記3つをしており、それ以外は気づいたら行うようにしています。
SHARPのサポートページには、
- ペットの毛などは粘着テープであらかじめ落としておく
- 洗剤や柔軟剤の量をちゃんと守る
ともありました。
毛の抜けるペットは飼っていないし、毛羽立つようなものはタオルだけです。
洗剤の量も入れすぎることはなかったので、それなりに手入れはできてました。
※ 槽洗浄について
以下の通り、槽洗浄コースは乾燥経路まで洗浄すると記載があります。

そこで、洗濯槽クリーナーについて、SHARPに質問してみました

メーカー推奨と市販の洗濯槽クリーナーには違いがあるのか、気になったので問い合わせしてみました。
その結果、「比較検証したことはない」との回答です。
そこでamazonのレビューをチェック。
レビューには、市販のクリーナーより良いという意見が多くありました。
我が家でも使用してみましたが、
市販のものより洗浄力があるように感じ、市販品も使用しながら3ヶ月〜半年ごとに購入しています。

シャープ公式のクリーニングサービス【体験談】

きっかけは「乾燥が終わらない」+U04エラー
乾燥フィルターにホコリがたまっていないのに「U04」のエラーが出たり、
おまかせで“乾燥”すると4時間以上かかるようになってしまい、正直かなり困っていました…。
そんなとき、SHARPのアプリ「COCORO WASH」にお知らせが届いたのがきっかけで、
公式の「洗濯機クリーニングサービス(ドラム式洗濯乾燥機向け)」を知ったのです。
「これで改善するかも…」という期待もあり、申し込むことに。
価 格 表
クリーニング価格 | ヒートポンプ式 | ヒーター式 |
---|---|---|
一般価格 | 23,650円税込 | 9,680円税込 |
COCORO MEMBERS価格 | 22,000円税込 | 8,250円税込 |
作業当日の流れ(料金・所要時間・内容)
訪問当日の朝、サービスマンの方から訪問時間の電話があり、2名で来てくださいました。
クリーニング作業は、「洗面台の水道を使わせてもらいたい。」との確認からスタート。
乾燥経路を分解・清掃し、終始とても手際よく進めていただきました。
作業時間はおよそ1時間半ほど。
掃除だけでなく、再度組み立てたあとに試運転を行い、乾燥がちゃんと機能するかまで丁寧に確認してくれます。
最後には、どこにホコリが詰まっていたのかを画像で見せながら説明してくださって、 とても安心感のある対応でした。
支払いは後日、振込用紙が郵送で届き、コンビニや郵便局で支払う形でした。
乾燥時間が長くなった“本当の原因”
実は、乾燥に時間がかかっていた原因は――
「毛羽落ちの多いタオル」でした…!
わが家では、普段から「タオルだけまとめて乾燥」するのですが、
使っていたタオルが“タンブル乾燥不可”の表記があるタイプで、毛羽立ちやすかったようです。
作業員さんによると、ドラム式洗濯乾燥機は温風+回転による摩擦で乾かす構造なので、 毛羽が乾燥経路に詰まりやすく、それが「乾燥時間が長くなる」「エラーが出る」などの原因につながるのだとか。
とくに「タオルだけを乾燥している家庭では、かなりよくあるパターンです」とのことです。
「まさかタオルが…!」とびっくりしましたが、プロの話を聞いてとても納得しました。
プロがすすめるタオルと工夫
作業員さんいわく、「乾燥機には毛羽立ちにくいタオルを使うのが一番」とのこと。
実際にその方がご自宅で使っているというのが、 マイクロファイバー素材の乾燥機対応タオルでした。
「タオルの素材によって、乾燥経路の詰まり方が全然違うんですよ」との言葉に、わが家でも思いきってタオルを買い替えることに。
また、乾燥を短めに設定したり、洗濯ネットに入れて回したりといった小さな工夫も効果的だそうです。
新しいタオルを使ってからは、乾燥時間がぐっと短くなり、ふわっと仕上がるように。
「もっと早く知っておけばよかった…!」と感じるくらいの変化でした。
乾燥機対応のおすすめタオル

その後、タオル売り場で乾燥機使用OKなものを探してみました。
でも、ない…。売ってないのです!
ネットで調べ、ようやく見つけたのが『ホットマン』のタオル。
使い始めは、色落ち毛羽落ちすると注意書きにあり、乾燥に関しては完全に乾燥機で乾かさず時間設定が必要です。
完全に乾かしてしまうと繊維が硬くなり、風合いに影響が出るためだそう。
洗濯表記としては、80℃までの高温と60℃までの低温でのタンブル乾燥ができるものがあります。
次に、サービスマンの方が言っていた『マイクロファイバータオル』。
こちらは見つけられませんでした。
マイクロファイバーが熱に弱い素材らしく乾燥機に対応していないのです。
そしてやっと見つけたのが、乾燥機にかけられ毛羽落ちもしにくいamazonで購入できる「タオル研究所」のタオルです。
わが家では乾燥機を使うことが多く、
「乾燥機OKで毛羽落ちしにくいタオル」を探すのにとても苦労しました。
今は、タオル研究所の#003 ボリュームリッチを愛用中です。
気になっていた、ホットマンの「1秒タオル」。
どちらも乾燥機対応で人気のあるタオルなので、それぞれの特徴を簡単に比較してみました👇
比 較 表
比較項目 | タオル研究所 #003ボリュームリッチ | ホットマン 1秒タオル |
---|---|---|
価格帯 | リーズナブル 4枚¥3,590 | 高級ライン寄り 1枚¥4,180 |
厚み | ふかふかソフト | ふかふか (肌触り重視) |
乾きやすさ | ◎ | ◯ |
種類 | #001,#003,#006,#024,#027 など多数※ | 1秒タオル |
サイズ展開 | ハンドタオルから 大判タオルまで | ハンドタオルから ボディバスタオルまで |
向いている人 | 日常使い/家族向け | こだわりたい人向け |
amazonの「タオル研究所」のタオルが毛羽落ちが少ないことを知ったので、
▼こちらの製品を愛用中です!

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【まとめ】乾燥が終わらない原因と、スッキリ解消した方法!
シャープのドラム式洗濯乾燥機で「乾燥が終わらない」「時間がかかる…」という悩み。
わが家では、乾燥経路のホコリ詰まりが原因で、乾燥に4時間以上かかるようになっていました。しかも、そのホコリの主な原因が「毛羽落ちしやすいタオル」だったとは…本当に驚きです。
この記事では、クリーニングサービスの流れや、実際に使ってみてよかったタオルもご紹介しました。
- フィルターや槽の定期的なお手入れ
- 毛羽立ちにくいタオルへの見直し
- 必要に応じたプロのクリーニング
これらを取り入れることで、乾燥時間もグッと短くなり、ストレスも大幅に減りました。
同じように悩んでいる方のヒントになればうれしいです。
わが家のように「タオルかも?」と感じた方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
▼ 私が使っているクリーナーとタオルはこちら

