「こんな気持ち、思い当たることありませんか?」
- 物を捨てるのに罪悪感を感じてしまう
- いつか使うと思ってしまう
- 思い出があって手放せない など
「もったいない」「いつか使うかも」
そんな気持ちが邪魔して、片付けがなかなか進まない…。
でも、実は“捨てられないのはあなたのせいじゃない”って知ってましたか?
多くの人が無意識のうちに感じている、3つの心理メカニズムがあるんです。
この心の仕組みを知ることで、ちょっとラクに、気持ちよく手放せるようになりますよ!
捨てられないのは“心のクセ”だった?

物が手放せないのは、意志が弱いからでも、整理が苦手だからでもありません。
実は、多くの人が知らず知らずのうちに陥ってしまう「心理のパターン」が関係しているんです。
私自身もそうでした。
片付けようと決心しても、「これは高かったし…」「誰かにもらったし…」と、結局もとの場所に戻してしまう。
でも、この“なぜ捨てられないのか”を知ったとき、心がふっと軽くなったんです。
次からは、その代表的な心理メカニズムを3つ紹介しますね。
捨てられない心理メカニズム3選

① 損失回避バイアス(失うことの恐れ)
人は「得をする」よりも「損をしたくない」気持ちが強くはたらく傾向があります。
これを「損失回避バイアス」と呼びます。
たとえば、ほとんど使っていないミキサー。
実はもう3年以上使っていないのに、
「まだ動くし、高かったし…」という理由でなかなか手放せない。
でも、そのまま置いておくことで収納スペースを圧迫しているとしたら…
実はそれも“見えない損”なんです。
「手放すこと=損」ではなく、「今の自分に必要ないと気づけた=得(前向きな選択)」と考えると、少し手が動きやすくなります。
② 確証バイアス(都合のよい情報だけ信じる)
「これ、いつか使うかもしれない」
そう思ってしまうと、不思議なことに“使う場面”ばかり思い浮かんでしまいます。
私も昔、ホームベーカリーをずっとキッチンに置いていました。
「たまに使うし…」と自分に言い聞かせながら…
でも実際には1年に1回使うかどうか。
「使うかもしれない」ではなく、
「今、本当に使っているか?」を自分に問いかけると、答えが見えてくるかもしれません。
③ 感情的な結びつき(思い出や罪悪感)
思い出がある物は、手放すのが本当にむずかしいですよね。
子どもが描いた絵、旅行先で買った置物…
それ自体は使わなくても、“思い出”がたくさん詰まっている大切なモノ。
私も、亡くなった母が成人式のときに使っていた帯を、ずっと手放せずにいました。
自分が着るわけでもなく、夫にも使い道があるわけでもない。
だけど、「母の物」というだけで捨てられなかったんです。
でもある日、「これは母の思い出であって、私の暮らしとは別なんだ」と思えるようになりました。
それに、いつか自分がこの世を去るとき、残された人が処分に困ってしまうかもしれない。
そう考えたら、気持ちに整理がついて、感謝の気持ちと一緒に手放すことができました。
30年近くかかったけれど、手放したあとは、気持ちがふっと軽くなりました。
思い出は、ちゃんと心の中に残っていますから。
物に感謝の気持ちを伝えて手放すことは、自分の気持ちに整理をつける第一歩。
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誰かに大切に使ってもらえることで、さらに気持ちよく手放せるかもしれません。
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気持ちよく手放すためのヒント

捨てることって、決して悪いことじゃないんです。
むしろ、「今の自分を大切にする」前向きな行動。
私が効果的だったのは、次の3つの工夫でした。
- 「ありがとう」と声をかける
→ 「役目を終えてくれてありがとう」と感謝を伝えることで、気持ちに区切りがつきやすくなります。 - 写真に残す
→ 思い出の物は、写真で記録してから手放すと、記憶はそのまま、場所はスッキリ。 - 手放す先を決める
→ リサイクルショップ、譲る相手、寄付など“次の行き先”が決まっていると、手放すハードルがぐっと下がります。
どれかひとつでも、「自分に合いそう」と思える方法があれば、ぜひ試してみてくださいね。
▼「片付けの先に、どんないいことがあるんだろう?」と思った方は、こちらもどうぞ。

「気持ちの整理ができたら、少しずつ手放せるようになりました」という方も多いですよね。
私も、共感しながら気持ちを軽くしてくれた本に救われたひとりです。
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まとめ

「捨てられない」の正体がわかると、自分を責める気持ちが少し和らぎます。
そして、「なぜ捨てられないのか」がわかれば、「どう手放せばいいか」も自然と見えてきます。
片付けは、物と向き合うだけじゃなく、“これからの自分と向き合う時間”でもあります。
無理に完璧を目指さなくていい。
小さな一歩を、自分のペースで進めていきましょう。
あなたの暮らしが、少しでも軽やかになるように。
わたなべぽんさんのコミックエッセイには、たくさんのヒントがあります。
こちらの記事も参考になさってくださいね!
