「シャープのドラム式洗濯乾燥機、乾燥がなかなか終わらない…」
そんな悩み、我が家でもありました。
使っているのは、シャープ製ES-W111というドラム式洗濯乾燥機。
いつの間にか乾燥に4時間以上かかるようになってしまい、毎日の洗濯がプチストレスに。
「U04エラー」についても調べてみたところ、U04エラーは洗濯機内の「湿度」が関係しているということでした。
この記事を読んでわかること
我が家の場合は“毛羽落ちの多いタオル”が原因だったのです。
毛羽が落ちる→乾燥経路やヒートポンプに詰まる→毛羽に湿気がたまる→U04エラー(湿度センサーが反応)
というのがエラーとなる流れです。
乾燥が終わらないときにチェックすること
- 乾燥フィルターの目詰まり
→フィルターが目詰まりすると温風が流れにくくなり、乾燥時間が延びたりムラが出ます。 - 洗濯乾燥機周辺の室温・湿度
→洗濯乾燥機は室温5〜30℃が最適。冬や真夏の脱衣所では効率が落ち、湿度が高いとさらに 乾きにくくなります。
この記事では乾燥が終わらない原因と対処法、「シャープ公式の洗濯機クリーニングサービス」の実体験についてを解説します。
同じような症状に悩んでいる方のヒントになればうれしいです。
U04エラーについて
友人U04のエラーって結構発生するよね…
乾燥フィルターにホコリがたまっていないのに「U04」のエラーが出たり、 おまかせで“乾燥”すると4時間以上かかって困ったりしてませんか?
U04エラーは「湿度」が関係していると聞きました。
乾燥中、洗濯機内の湿度が高くなりすぎるとセンサーが感知し「U04エラー」を発生させるとのことです。
U04エラーの対処法は?
SHARPのサービスマンにU04について質問した回答がこちら。
日頃、お手入れをしっかりしているのにU04エラーが出る場合、手動で乾燥時間2時間(ES-W111の場合)を設定し、乾燥終了後しっかり乾いているか確認してください。
手動設定でしっかり乾いていれば、洗濯機内の乾燥経路やヒートポンプにたまった湿度が原因と思われます。
洗濯機内の湿度が高くなるのは、コップの水に冷たい水をいれるとコップの表面が結露するのと同じということと、夏は洗濯機が置いてある洗面室はそもそも湿度が高いのも関係するそう。
シャープ公式の洗濯機クリーニングサービスを利用する前に、手動設定での乾燥をぜひ試してください。
対処法は湿度が高い環境のときは、手動設定2時間でしっかり乾いていれば「手間はかかるけどしばらく手動設定で乾燥するといい」ということでした。



洗濯機置き場の環境がU04エラーに関係するなんて、想像すらできませんよね…
乾燥経路のお手入れは槽洗浄がおすすめ


実は、槽洗浄コースを利用すると乾燥経路も洗浄してくれます。
その際利用する槽洗浄クリーナーについて調べてみました。
槽洗浄クリーナーについて
槽洗浄コースには乾燥経路まで洗浄すると記載があります。


別売品の洗濯槽クリーナーについて、SHARPに質問してみました
メーカー推奨と市販の洗濯槽クリーナーには違いがあるのか、気になったので問い合わせしてみました。
その結果、「比較検証したことはない」との回答です。


そこで、SHARP推奨の洗濯槽クリーナーのamazonのレビューをチェック。
レビューには、市販のクリーナーより良いという意見が多くありました。
我が家でも使用してみましたが、市販のものより洗浄力があると実感。
市販品も併用しながら3ヶ月〜半年ごとに購入しています。
X(Twitter)のレビューはこちら▼
シャープ公式のクリーニングサービス【体験談】


作業当日の流れ(料金・所要時間・内容)
訪問当日の朝、サービスマンの方から訪問時間の電話があり、2名で来てくださいました。
クリーニング作業は、「洗面台の水道を使わせてもらいたい。」との確認からスタート。
乾燥経路を分解・清掃し、終始とても手際よく進めていただきました。
作業時間はおよそ1時間半ほど。
掃除だけでなく、再度組み立てたあとに試運転を行い、乾燥がちゃんと機能するかまで丁寧に確認してくれます。
最後には、どこにホコリが詰まっていたのかを画像で見せながら説明してくださって、 とても安心感のある対応でした。
支払いは後日、振込用紙が郵送で届き、コンビニや郵便局で支払う形でした。
SHARPクリーニングサービス価格表
そんなとき、SHARPのアプリ「COCORO WASH」にお知らせが届いたのがきっかけで、
公式の「洗濯機クリーニングサービス(ドラム式洗濯乾燥機向け)」を知りました。
価 格 表
| クリーニング価格 | ヒートポンプ式 | ヒーター式 |
|---|---|---|
| 一般価格 | 23,650円税込 | 9,680円税込 |
| COCORO MEMBERS価格 | 22,000円税込 | 8,250円税込 |



あとでヒートポンプだけをクリーニングすることになっても、ヒートポンプだけのクリーニング代(11,000円税込)ですむのよ!
乾燥時間が長くなった“原因”は湿気



ホコリが詰まってエラーが出るのはわかるけど、原因は結局なんだったの?



我が家の場合、乾燥時間がかかっていた原因は「毛羽落ちの多いタオル」だったの。
毛羽が落ちる→乾燥経路やヒートポンプに詰まる→毛羽に湿気がたまる→U04エラー
という流れです。
わが家では、普段から「タオルだけまとめて乾燥」するのですが、 使っていたタオルが“タンブル乾燥不可”の表記があるタイプで、毛羽落ちしやすかったのです。
作業員さんによると、ドラム式洗濯乾燥機は温風+回転による摩擦で乾かす構造なので、 毛羽が乾燥経路に詰まりやすく、それが「乾燥時間が長くなる」「エラーが出る」などの原因の1つとなるとのこと。
とくに「タオルだけを乾燥している家庭では、かなりよくあるパターンです」とのことです。
「まさかタオルが…!」とびっくりしましたが、プロの話を聞いてとても納得しました。
プロがすすめるタオルと工夫
サービスマンいわく、「乾燥機には毛羽立ちにくいタオルを使うのが一番」とのこと。
実際にサービスマンがご自宅で使っているのは、 マイクロファイバー素材のタオルでした。
「タオルの素材によって、乾燥経路の詰まり方が全然違うんですよ」との言葉に、わが家でも思いきってタオルを買い替えることに。
また、乾燥を短めに設定したり、洗濯ネットに入れて回したりといった小さな工夫も効果的だそうです。



タオル研究所の#003 ボリュームリッチを使ってからは、乾燥時間がぐっと短くなり、ふわっと仕上がるようになったの!
乾燥機対応のおすすめタオル


ネットやタオル売り場で乾燥機使用OKなものを探してみました。
「ホットマン」のタオル
ネットで調べ、ようやく見つけたのが「ホットマン」のタオル。
使い始めは、色落ち毛羽落ちすると注意書きにあり、乾燥に関しては完全に乾燥機で乾かさず時間設定が必要です。
完全に乾かしてしまうと繊維が硬くなり、風合いに影響が出るため。
洗濯表記としては、80℃までの高温と60℃までの低温でのタンブル乾燥ができるものがあります。
「タオル研究所」のタオル
次に見つけたのが、乾燥機OK・毛羽落ちもしにくいamazonで購入できる「タオル研究所」のタオルです。
わが家では乾燥機を使うことが多く、
「乾燥機OKで毛羽落ちしにくいタオル」を探すのにとても苦労しました。
今は、タオル研究所の#003 ボリュームリッチを愛用中です。
タオルの比較表
それぞれのタオルの特徴を簡単に比較してみました。
| 比較項目 | タオル研究所 #003ボリュームリッチ | ホットマン 1秒タオル |
|---|---|---|
| 価格帯 | リーズナブル 4枚¥3,590 | 高級ライン寄り 1枚¥4,180 |
| 厚み | ふかふかソフト | ふかふか (肌触り重視) |
| 乾きやすさ | ◎ | ◯ |
| 種類 | #001,#003,#006,#024,#027 など多数※ | 1秒タオル |
| サイズ展開 | ハンドタオルから 大判タオルまで | ハンドタオルから ボディバスタオルまで |
| 向いている人 | 日常使い/家族向け | こだわりたい人向け |
リーズナブルで毛羽落ちが少ない方がいい方は「タオル研究所」、タオルにこだわりがある方は「ホットマン」がおすすめです。
amazonの「タオル研究所」のタオルが毛羽落ちが少ないことを知ったので、
▼こちらの製品を愛用中です!
▼こだわりたい方はコチラ▼
【まとめ】乾燥が終わらない原因と、スッキリ解消した方法!
シャープのドラム式洗濯乾燥機で「乾燥が終わらない」「時間がかかる…」という悩み。
原因は、
洗濯機内の湿気 ← U04エラーの原因
この記事では「U04エラー」についてや「クリーニングサービスの流れ」、実際に使ってよかったタオルなどご紹介しました。
- フィルターや槽の定期的なお手入れ
- 毛羽立ちにくいタオルへの見直し
- 必要に応じたプロのクリーニング
これらを取り入れることで、乾燥時間もグッと短くなり、ストレスも大幅に減りました。
同じように悩んでいる方のヒントになればうれしいです。
「タオルかも?」と感じた方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
▼ 私が使っているクリーナーとタオルはこちら



