人見知りで、不器用で、気をつかいすぎて疲れてしまう──
生きづらさを感じてしまう…。
「掃除が苦手」「片付けが続かない」
そんなふうに感じている方に、そっと手渡したくなる1冊があります。
わたなべぽんさんのコミックエッセイには、
暮らしを整えるヒントだけでなく、心をラクにしてくれる“気づき”が描かれていました。
「こうすればいいのか」「これなら私にもできそう」
少しずつ、自分の気持ちがほどけていったのを覚えています。
今日は、そんな気づきをくれた本のことを紹介させてください。
人見知りだった私へ、やさしく響いた1冊
「人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました」は、
まわりに気をつかいすぎてしまう人に、そっと寄り添ってくれる1冊です。
私もこの本を読んで、自分を責めすぎなくていいんだと思えるようになりました。
『人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました』

「嫌われたくない」「ちゃんとしなきゃ」
人と上手く付き合えず、いつもまわりの顔色ばかり気にしていたあの頃の私。
人見知りで、不器用で、気をつかいすぎて疲れてしまう──
そんな生きづらさを感じていました。
そんなときに出会ったのが、わたなべぽんさんのコミックエッセイです。
中でも特に心に残っているのが
『人見知りの自分を許せたら生きるのがラクになりました』という1冊。
ぽんさん(以下“ぽんさん”)は、
ちょっとしたことにくよくよし、落ち込んでしまう私とよく似ていて…
でもそこで終わらず、俯瞰して自分の気持ちと向き合い、解決策を見つけていくんです。
読んでいると、私の気持ちもほどけていくようで…。
「これ、私のことかも…」と涙したくらい共感したのを覚えています。
気づけば、少しずつ自分を見つめなおせるようになり、
「こんな自分でも大丈夫」と、やさしい安心感に包まれていました。
他にも、ぽんさんの“掃除や片づけ”をテーマにしたコミックは
がんばらずに暮らしを整えるヒントがたくさんあって、どれも心強い味方なんです。
掃除も片づけも、仕組みでラクになる
「いつか使うかも」「もったいなくて使えない」
そんなモノが、いつの間にか家の中を圧迫していませんか?
『部屋がキレイになりました』シリーズには、
思わず真似したくなる気づきとヒントがたくさん詰まっています。
読み終える頃には、きっと“片付けスイッチ”が入っているはずです。
〇〇な自分を認めたら 部屋がキレイになりました


「散らかってる部屋を見るたびに、ため息が出る…」
「ちゃんと片づけなきゃ」と思っても、疲れて動けない…。
そんな自分を責めてしまうこと、ありませんか?
ぽんさんのコミックを読んで、
「私だけじゃなかった」とホッとしたのを覚えています。
特に印象に残っているのが、
『ダメな自分を認めたら部屋がキレイになりました』のシリーズ。
私自身、著者ほどの“汚部屋”ではなかったけれど、
「いつか使うかも」と思って手放せなかった物や、
「もったいなくて使えないまま」のアイテムがたくさんあって…。
持っているだけで安心していた、という気持ちにもハッとさせられました。
そこから、「いつも目に入る場所にこそ“お気に入り”を使おう」と思えるようになったんです。
片づけや掃除が苦手なら、がんばるより、仕組みでラクにする。
そんなぽんさんの姿勢が、気持ちをとても軽くしてくれました。
このシリーズは家族みんなで読んでも◎
思い当たる“あるある”や気づきがたくさんあって、すぐに真似できることばかりです。
「やる気が出ない日」をラクにする考え方
がんばっているのに、なんだか毎日しんどい…。
そんな時に背中をそっと押してくれたのが、『やめてみた。』シリーズでした。
「あたりまえ」にしていたことを手放してみたら、
気づけなかった気持ちが見えてきて、暮らしがちょっと軽くなる——
そんな変化のヒントが、ぎゅっと詰まっています。
やめてみた。シリーズ


「ちゃんとしなきゃ」と思っても、体が動かない。
気持ちはあるのに、家事も片付けも、どうしても手につかない日ってありますよね。
そんな“やる気が出ない日”にこそ読みたいのが、
『やめてみた。』シリーズです。
炊飯器が壊れたことをきっかけに、
“あたりまえに続けてきたこと”を一つひとつ見直していくぽんさん。
「やるべき」から「やらなくてもいいかも?」に視点を変えることで、
心の余白が生まれていく様子が描かれています。
私もこの本を読んでから、
なんとなく持っていた家電や、無理して続けていた習慣を手放してみました。
家の中も、心の中もスッキリして、
「なんでこんなに頑張ってたんだろう?」って…。
「疲れたな」「やる気が出ないな」ってときは、
がんばることを“やめてみる”のも、ひとつの選択かもしれません。
紹介しきれなかった本
今回、紹介しきれなかったコミックエッセイです。
やっとこっかな
近い未来のための、
防災の備えやお金、健康に備える準備に
ぽんさん夫妻が向き合ったことが描かれています
ズボラ習慣をリセットしたらやる気な自分が戻ってきました
先のばししたことが積み重なって
やる気がなくなりズボラになってしまう
この習慣から抜け出すヒントが散りばめられています

自分を好きになりたい。自己肯定感をあげるためにやってみたこと
気が強かった母親と反りが合わず
自己肯定感が育たないまま大人になって…
自分の中にいる小さな自分をよろこばせ
自分を好きになっていくお話です

著者紹介

山形県出身。第6回コミックエッセイプチ大賞・C賞を受賞しデビュー。
『スリム美人の生活習慣を真似したら1年間で30キロ痩せました』『もっと!スリム美人の生活習慣を真似したら リバウンドしないでさらに5キロ痩せました』『初公開!スリム美人の生活習慣を真似して痩せるノート術』、汚部屋脱出を描いた『ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました』など著書多数。
最新の「やめてみた」シリーズは累計45万部を突破。
近著は『自分を好きになりたい』『ズボラ習慣をリセットしたら やる気な自分が戻ってきました」など。
引用元:幻冬舎plus
がんばらなくても整う暮らし
ぽんさんの本に出会って、
「ちゃんとやらなきゃ」「うまくやらなきゃ」と思い込んでいた私の心がほどけていきました。
部屋が散らかっていても、やる気が出ない日があっても、
それを責めずに受けとめる。
そんな“こころの整え方”を、教えてもらった気がします。
がんばらなくても、ちゃんと整う。
その工夫や視点が、ぽんさんの本にはたくさん詰まっています。
掃除や片づけが苦手でも、
「私にもできそう」と思えるヒントに出会えるかもしれません。
もし今、毎日にちょっと疲れているなら、
ぜひ、ぽんさんのコミックエッセイを手に取ってみてくださいね。

